高校・大学を卒業して、
いよいよ社会人としてデビュー。
期待と不安でいっぱいの中始まる新しい生活。
私も社会人1年目の時は、ワクワクした気持ちと
不安や恐怖が混ざり合うような気持ちでした。
でも新入社員の時期は
色々なプレッシャーやストレスを
抱え込みすぎてしまう人も少なくありません。
辞めたくなってしまう人も多い時期です。
では、なぜ辞めたいと思う人が多いのでしょうか。
仕事を辞めたくなる5つの理由
入社前のイメージと違ったから
入社説明会の時はあんなにいい事ばかり言っていたのに…
何だかイメージと違うな。
と感じる人は実は凄く多いんです。
会社や配属先の部署の人間像や空気感などは
入社してから初めて分かるものです。
給与が働きに見合っていない
毎日残業もして、
お昼休憩だってパソコンと睨めっこ。
なのに給与は生活ギリギリ。
休日出勤だって頻繁なのに、
どうしてこんなに給与が少ないんだ！
と嘆く新入社員は決して少なくありません。
もちろん、働きに見合った
対価の会社は沢山あります。
ですが、中には残業しても
微々たる金額しか払われない会社もあります。
頑張って働いても
給与がそれに見合っていなければ、
続けていく事は難しいですよね。
自分がやりたかった仕事ができない
希望の配属先になれなかったり、
雑務ばかり任されたり。
それでは何のためにその会社に入社したのか
わからなくなってしまいます。
私も、入社してすぐは
お茶当番や郵便物の仕分け、資料コピーなど
誰でもできるような仕事ばかりで
大切な仕事内容は全く教えてもらえませんでした。
だんだんと仕事を教えてもらえるようになり、
任される仕事も増えていきましたが、
最初の頃は何をしに会社に出社しているのか
分からなくなりました。
そんな毎日が続いてしまえば、
辞めたくなっても仕方ありません。
人間関係が上手くいかない
職場にはどんか人がいるのかは、
入社してみなければ分かりません。
いい人ももちろんいると思いますが、
中には新入社員だからとバカにしたり
雑務ばかり押し付けてくるような人もいます。
その中で上手く自分を
コントロールできる人なら大丈夫ですが、
大抵の人は嫌になってしまいます。
退職を考える人の悩みの大半は
人間関係の場合が多いです。
将来性がないと感じたから
入社してみたら、
仕事はあまりないし赤字経営だった。
なんて事もあります。
大手の企業ならあまり耳にはしませんが、
旅行会社や飲食業などは
変動の多い職種なので
浮き沈みはありますよね。
いつ潰れるか不安な会社に
長く勤めたいと思う人はなかなかいません。
早めに見切りをつけるのはベストな選択です。
仕事を辞めたくなった時の３つの対処法
せっかく就職したのに、すぐに辞める
という選択肢を選んでしまうのは
あまりいい事とは言えません。
そんな気持ちになった時は、
どう対処すればいいのでしょうか。
まずは冷静になる
ただすぐに辞めないで！
辞めたいと思い始めたら、
もうその事だけで頭がいっぱいに
なってしまうものです。
もちろん、やる気だって
なくなってきてしまいますよね。
でも、一度冷静になってみましょう。
まずは、退職したい理由を思い浮かべて
改善できるかどうか考えてみましょう。
自分ができることを探す
まずは、自分はどうして
その理由で辞めたいと思ったのか。
「自分には何が向いているのか」
「自分ののびしろは何なのか」
自分のやりたかった仕事ではないけど、
その中で自分にならできるんじゃないかと
思える部分を探してみましょう。
やりたくない事でも、
楽しさを一つ見つける事ができれば
仕事の意欲に繋がります。
上司や同僚に相談してみる
人間関係に悩んで辞めたい場合は、
上司や信頼できる同僚などに相談してみましょう。
部署異動や嫌な人と関わる機会を
減らしてもらえるかもしれません。
私も、就職先の先輩に
嫌がらせをうけていた事があり、
上司に相談をして
デスクを変えてもらった事がありました。
たったそれだけの事でも、
仕事に対してのモチベーションは変わります。
また仕事を辞めた後、
全く収入がなくなってしまえば
生活ができなくなってしまいます。
新しい再就職先の当てはあるのか。
経済的な面も含め、よくよく考えてから
辞めなくてはいけません。
そして、自分には非はなかったのかも
今一度考えてみましょう。
人間、嫌なことがあると周りのせいにしたり
自分は悪くないと思い込んでしまう時もあります。
自分に非がある場合は、
新しく職場を変えても、
同じ事の繰り返しになってしまう
可能性もありますので、
一度冷静に見極めて判断してみましょう。
また、入社後1年以内に辞めてしまうと
失業保険も出ない為、辞めるタイミングは
慎重に見極める必要があります。
勢いで辞めたら後悔しない？転職のメリット・デメリット
早期退職は、再就職には不利になる事もあります。
まずは、勢いで辞めて後悔しない為に
転職する事のメリットとデメリットを
覚えておきましょう。
[転職メリット]
新入社員が早期退職をする場合、
第二新卒として転職活動ができるという
メリットがあります。
第二新卒とは、卒業後就職をして
数年以内にさ会社を辞める人をさします。
退職理由にもよりますが、
企業側からは
「柔軟性がある」
「基本のビジネスマナーが身についている」
と思われるのです。
[転職デメリット]
きちんとした理由がなく退職している場合は、
再就職先の企業には悪い印象を
与えてしまう恐れがあります。
「忍耐力に問題があるのではないか」
「採用してもまたすぐに辞めてしまうんじゃないか？」
など、マイナスなイメージに見られてしまいがち。
再就職する場合は
面接の前に予め退職した理由を
明確にしておくといいでしょう。
まとめ
仕事を辞めるのは簡単です。
特に新入社員の場合は、
まだ若いうちに再就職先を探すのも
悪い事ではありません。
ですが、まずは冷静に物事を見極めて、
正しい選択なのかどうか判断しましょう。
よく考えた上で、それでも退職したい！
と思う気持ちが勝るなら、
再就職を考えていきましょう。
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